個人事業主が会計事務所と顧問契約を結ぶメリットについて

会計事務所に依頼するメリットにはどのようなものがあるでしょうか？
ここでは、特に個人事業主が会計事務所に依頼する場合のメリットについてご紹介します。
会計事務所に依頼をしてみたいと考えている個人事業主の方の参考になればと思います。

面倒な業務が減る

会計事務所に確定申告の業務依頼、経理の代行といった業務を依頼していれば、自分たちはそこに時間を割く必要がなくなり、また業務に当てられるようになるのが大きなメリットです。
経理作業においては、専門家ではない人物では経費に計上できる支出か、これは勘定科目のどれに分類して仕訳するものか、という作業にいちいち迷いが生まれてしまい、その度に調べなければならないといった状態になります。
非常に効率が悪い状態を強いられてしまい、これによって業務が止まってしまいます。
1日や2日といった形で業務が止まってしまうようであれば、いっそのこと月に3~5万円で税務の専門家、会計事務所に依頼して業務を代行してもらったほうが効率的です。
経理の担当となる人員を雇うのであれば月に15～25万円という程度の費用で雇うことになりますから、税理士への委託はむしろコストダウンにつながると言えるでしょう。

書類の内容が正確になる

会計事務所に集う税理士は専門家ですから、作成して貰う書類は正確なものが出来上がります。
そのため、申告で誤りが見つかった場合に後々請求される恐れがある追加の税金、たとえば延滞税や加算税といったものを納める必要がなくなります。
税務申告に関わる書類の内容が正確になることで、節税につながるということですね。
こういった追加の税金は後々響いてきますので、早い段階で将来的に有利になるように節税対策をするのも悪いことではありません。