会計事務所の税理士に最低限求められる2つの資質

会計事務所の税理士に最低限求められる2つの資質

会計事務所との顧問契約を結ぶ際、気をつけなければならないのが、税理士の資質です。
理想の税理士というのは、経営者によって重視するものが何かが異なるため一概にはいえません。
しかし税理士を選ぶとき、次の条件をできるだけ満たしている税理士をおすすめします。

処理が早い

税理士の中でも特に求めるべきポイントは、処理の速さです。
翌月10日~中旬までには試算表を提出してくれる税理士は、非常に心強いです。試算表が早ければその分今後の予定が立てやすくなりますし、何より税理士の人と経営に関する相談もできません。
仕事が早い分解者の対策も早くなるため、経営が安定しやすくなります。
もし、以前の税理士の仕事が遅く、中旬以降に試算表を作成しているような人だった場合、早めに仕事をしてくれる税理士は頼りになる存在といえるでしょう。

相談をしやすい

税理士の仕事はデスクワークだけではなく、情報提供や経営のアドバイスなども含まれています。
そのため、税理士とは密にコミュニケーションを取り易い環境が経営においては重要となります。
このとき、こちらから相談する以外にも、税理士側から定期的に相談事などの目的で訪問してくれるような場合、企業側としては非常に話しやすい環境が整います。
このように、コミュニケーションをこまめに取ってくれる税理士は、非常に頼れる存在であり、会社に対して理解や愛着を持ってくれている可能性が高いです。
逆に、顧問料を支払っているのに担当の人が毎月来なかったりこちらから依頼しなければこなかったりといった人と比べると、非常に頼れる存在となってくれます。