会計事務所に勤めるのは一発逆転の道筋?その理由とは

会計事務所に勤めるのは一発逆転の道筋?その理由とは

会計事務所などで税理士として働くというのは、ある意味では一発逆転の道だと言われていることはご存知でしょうか。
ここでは、その理由について解説していきたいと思います。

税理士や公認会計士は「売り手市場」

人生の中で、敷かれたレールから外れてしまうということは珍しくありません。
あるいは、レール通りに走ったつもりなのにそこが行き止まりだった、というようなこともあるでしょう。
そんなとき、どうにかしたいと考える人が頼りにするのが資格です。

高難易度な資格を取得すれば、人生の新たな道が開ける。
税理士法人や会計事務所に勤めることができれば、安定した需要があるので食いっぱぐれることもなく、高収入も期待できる。
まさに、一発逆転といえます。

税理士や公認会計士の資格は難関ではありますが、特に公認会計士には学歴や年齢、国籍などの要件がないので、これらのうちどれかに引っかかってしまった人も受けられるメリットがあります。
そんな難関を突破したということで本人は自信につながるし、周りからも一目置かれるでしょう。
そういった理由から、税理士になり会計事務所に勤めたいと考えている人は意外に多いのです。

前途多難な道ではあるが…

ただ、会計事務所に勤めるというのは、並々ならぬ努力がいる道であるということは理解していたほうが良いでしょう。
エリートがヒイヒイ言いながら勉強をして勝ち取る、司法試験に次ぐほど難易度の高い試験が公認会計士という資格です。

税理士の資格もそれほどではないにしても難関といえます。
そして資格を取っただけで終わりではなく、会計事務所では人との高度なコミュニケーションも求められます。
一発逆転の道には違いないが、コミュニケーションが苦手な人にとっては一発逆転どころか地獄への入り口にすらなり得るでしょう。
そしてそこに至るには並々ならぬ努力が必要な、茨の道なのです。