会計事務所では税理士だけでなく公認会計士も在籍している?

会計事務所では税理士だけでなく公認会計士も在籍している?

会計事務所では、税理士のみならず公認会計士が在籍していることも珍しくありません。
そんな公認会計士は税理士の資格と比べるとどう違いがあるのでしょうか。
ここでは、そんな公認会計士の違いについてご説明します。

門戸は広い

別項目で紹介しましたが、税理士になるには学歴や職歴、資格などに制限がありました。
それと比較した場合、公認会計士は受験資格が特にありません。
その気になれば18歳からでも受験できますし60を超えても目指すことができます。
そのため、門戸は非常に低いです。
しかし、その門をくぐれる人間は非常に少ないです
合格率は10%を切り、1000人受験者がいれば100人受かるかどうかといった狭き門です。
また、試験はマークシートと論文の二種類があり、マークシート合格者のみが次の論文試験を受けることができます。
それだけではありません。
この2つの試験に合格した後も2年間の実務試験と実務補修所での単位取得をし、最終試験に合格してようやく公認会計士となれます。
つまり、資格取得に2年という歳月がかかるのです。

税理士の仕事もできる

そんな公認会計士ですが、実は希望すれば税理士の仕事も行なうことができます。
税理士会に登録することで、公認会計士を兼任しつつ税理士業を行えます。
また、このときの税理士の資格も試験無しで得られますし行政書士の資格も得られます。
そうなると、公認会計士の資格は非常にメリットが多いといえます。
もちろん、そのためには超難関の試験を突破し、二年間の業務という長い道のりが待っていますが。
公認会計士の資格が非常に便利かどうか、実際に受験を受けてその難易度を見極めましょう。
資格を取得することで様々な選択肢が増えるのは確実です。